食べる披露宴いよいよ披露宴当日。 前日から私の両親、妹夫婦が台湾に来ていたので、 その日も朝からずっと観光案内しておりました。 そして、メイクをしてもらうために例の写真館に4時に到着。 普段着のまま、ヘアー&メイクだけは披露宴モード。 そんな妙な格好でホテルに5時半到着。 ホテルの部屋でドレスに着替え、なんとか花嫁らしく変身し、 披露宴開始の7時まであれだこれだとあっという間に時間が過ぎた。 もう、詳細は記憶のかなたに消えて、思い出せないけど、 とにかく、満漢全席の披露宴が始まった。 開始時刻7時までに集まった人は全体の半分で60人くらい。 そう、宴会は決まって定刻には集まらないのが台湾流。 来てくれた人の服装も、ドレスの人やスーツの人がいる中に ジーパン、スニーカー、ちょっとそこまで買い物ルックなどさまざま。 本当にこれが披露宴???? それでもって、新郎新婦のひな壇もなく、円卓を囲んで、 食べるだけの宴会が始まる。 一応、前列中央が新郎新婦とその両親とアク(新郎・新婦の母の兄)の席と 決まっている。このアクという身分は冠婚葬祭で一番重要視される。 だから、主人も姉の子供が結婚するときは、ご祝儀とかが大変らしい。 私も食べまくれる・・・・と思ったところで、 次のドレスに着替えの時間。主人も付き添いで、そろって退室。 しばらくすると、杯を持って、各円卓に挨拶をしていく。 主人は乾杯(飲み干します)の嵐に、私はわけもわからずへらへらするだけ。 それから、また次のドレスに着替えて、 ちょっとゆっくり食べさせてよ~!って感じ。 食べるのは食べたけど、また、さっきの続きで円卓を回り、 終わりの時間が来たので、入り口に私たちと両親が立って、 お客様をお見送り。 その時に、タバコやキャンディを渡します。これは日本でいう引き出物? でも、箱とかに入ったものじゃなくてバラなんで、???? 披露宴の最中に写真をとったりもしたけど、 例の写真館の人がビデオをまわしてくれています。 そう、写真(アルバム)とカード、衣装とヘアー&メイクとビデオ込の サービスなんですね。日本円で10万円しなかったと思う。 日本で写真とるだけでも5万円とかだった気がするので、 激安と記憶しています。 それで、結局披露宴の間、司会もいなけりゃ、祝辞もなく、歌もなく、 ただただひたすら食べて飲んで大声でしゃべる披露宴だったのです。 乾杯の嵐にさすがの主人も酔いつぶれて、 (それなのに、うちの両親たちを夜市に案内したところは偉かった!) ホテルでの新婚の夜は高いびきと酒臭い息の中、 ムードも何もない朝を迎えたのでした。 続く ジャンル別一覧
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